操作方法
"かんたん街道ルート地図 旧東海道" の操作手順の説明です。"旧東海道ルート地図" および "旧東海道 街道距離・主要駅間距離表"
のリンクは本ページの最後に貼ってあります。
かんたん街道ルート地図アプリ 操作手順
1.最初に1-1)概略機能
このサービスで提供している現在の地図アプリのバージョンでは旧東海道のルート、宿場、本陣・脇本陣跡、ビューポイント、主要駅を地図上に表示し、スマホのGPS機能を使い現在位置を表示し現在位置を中心に同心円を描画する機能です。
ルートに沿ってナビゲーションしたり、ビューポイントが近づいたらお知らせするなどの機能はありません。
1-2)収録ポイント数
宿場 | 本陣・脇本陣(跡含む) | ビューポイント | 主要駅 |
53宿場 | 117軒 | 203件 | 135件 |
1-3) ブラウザがインストールされていれば使えます
このサービスで提供している地図アプリはパソコンやスマホに標準的にインストールされているブラウザ(Microsoft Edge、Google Chrome、 Apple Safari など)がインストールされていれば動きます。このサービスを利用する為に新たにアプリをインストールする必要はありません。
1-4) 重要:
上記の1-2)と関係するのですが、スマホの通信状態が悪い場合は正常に動きません。(これは、スマホの通信状態が悪い場合はGoogleやYahooなどの検索などが使えない事と同じです。)
その場合の為に、後述する"旧東海道ルート地図 日本橋←→京三条大橋" の画面にある "PDFファイルをダウンロード" からPDFファイルをご自身のスマホにダウンロードしてお使いください。或いはダウンロードしたPDFファイルの地図を印刷してお持ちください。
2.事前準備
スマホのGPS位置情報を "ON" に設定してください。操作はスマホの手順に従ってください。参考までに私が使用しているアンドロイドのスマホでは "設定" → "位置情報" → "ON " の手順です。
一応お断りしておきますが、スマホの位置情報を "ON" にしても私も含め他人がユーザの位置情報を知る事は出来ません。安心してお使いください。
3.操作手順
1)ポータル画面表示

2)ポータル画面の "かんたん街道ルート地図 旧東海道" をタップします。
2)かんたん街道ルート地図 東海道 の起動

4)右上の ”操作手順”をタップすると、この操作手順が表示されます。
5)地図の部分をタップするとポイント名称は閉じてピンクの矢印や電車などのアイコンのみが表示されます。
6)地図の部分をピンチイン・ピンチアウト(指2本で画面を触り、指の幅を広げたり・狭めたりする事)すると地図が拡大・縮小されます。
7)画面上部の 赤文字 "測位開始" ボタンをタップして下さい。

事前準備の項に記載しましたが、スマホのGPS位置情報機能がOFFの場合は "ON" にするようう促すメッセージが表示されます。
3)現在地地図の表示(GPS測位開始)

GPSが現在地を測位すると、地図が現在地を中心に描画され、現在地にピンクのマーカーと経度・緯度が表示されます。
測位は15秒間隔で行っています。測位するごとに現在地が地図の中心に描画されます。
かつ現在地を中心に赤と青の同心円が描画されます。
赤の同心円は半径1㎞毎に6つ(1㎞,2㎞,3㎞,4㎞,5㎞及び10㎞)描かれます。
青の同心円は100m、200m、300m、400m、500mの5ヶ描かれます。


ピンクの丸=現在地
緑の紡錘形=宿場
青の矢印=本陣・脇本陣
ピンクの矢印=ビューポイント
電車=鉄道駅
マーカーをタップすると名称がポップアップ表示されます。名称の次に書かれている数字は標高です。左の絵では 大磯宿 標高9m を意味しています
4)現在地測位停止(GPS測位停止)

目的地まであとおよそ何㎞位かなどを知りたいときに測位を停止して地図を移動・縮小して調べてください。
5)地図の切り替え


下の画像、左から 地理院地図, 地理院淡色, 地理院写真, O.S.Map(OpenStreetMap)
注:テストを手伝って頂いた方の iPhone iOS12.6 ではO.S.Mapが表示されませんでした。他の地図は問題ありませんでした。理由は不明です。




7)迂回ルートについて

本サービスでは推測した旧街道のルートを "青実線" で表示し、歩いた当時に大きく迂回しなければならなった道を "緑実線" で表示しています。
自然災害などで通行止めになっているような場合はその後、復旧している可能性もありますので、状況を確認し適宜ルートを決めて頂きますようお願いします。
8)今昔マップについて
画面上の "今昔マップ by谷謙二" をタップすると "今昔マップ On the web" が開きます。この地図は埼玉大学教育学部 谷謙二氏 が開発したものです。過去に測量された地図と現在の地理院地図が並べられて表示されます。
旧街道を歩いている時に昔の地図を見ると意外な状態だった事を知る事ができて、興味が尽きないです。この様な興味深い地図アプリを開発して頂きましてありがとうございます。
旧東海道ルート地図 および
旧東海道 街道距離・主要駅間距離表 の提供
本サービスは上記に説明した地図アプリに加え、以下の2件の情報を提供しています。旧東海道ルート地図
提供している地図アプリと同等な情報(ルート、宿場、ビューポイントなど)をブラウザ上で画像として表示すると共にPDFファイルでも提供しています。上記 1-3) にも記載してありますが、通信状態が悪い場合に備えて PDFファイル をご自身のスマホにダウンロードし、かつ歩く区間を印刷して携行して頂く事を意図して提供しています。
旧東海道ルート地図を開く
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旧東海道 街道距離・主要駅間距離表
歩く計画を立案するときの参考資料です。テントを担いで旧街道を歩くのでもない限り多くの場合、鉄道を利用して歩く場合が多いと思います。旧街道沿いの主要な駅の間の街道の距離と街道から駅までの距離を表にしてあります。
旧東海道 街道距離・主要駅間距離表を開く
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Have a nice day.
謝意
本地図アプリの開発には、主に"埼玉大学教育学部 谷謙二氏のサイト"、"leaflet.jsを使ったweb地図" 、そのほか多くのインターネット情報を参考にさせて頂きました。
旧東海道のルート及び史跡などのポイントは以下を参考にしています。
・ちゃんと歩ける 東海道五十三次 東・西 五海道ウォーク八木牧夫著 山と渓谷社
・歴史の道調査報告書 各都道府県教育委員会
・インターネット情報
・実際に歩いたときの状況
END